2010/10/02

Frau Pilz とは

そういえば、そもそも店名の FrauPilz (フラウピルツ)をみなさまにご説明したかなあと今更ながらに思い出し。
ブログスタートの頃を見返してみるとなんの記述もなし(汗)。
そもそも根拠もあるんだかどうなんだかってカンジなのですが…。
FrauPilzとはドイツ語で『きのこ婦人』といったトコロでしょうか。Frauが英語でいうところのMrs、Pilzはきのこ なんですね。

わたしがきのこが好き、魅力を感じている ので早々と店名はFrauPilzに決定したのでした。そういえばドイツにはGlücks Pilz(グリュックスピルツ、幸運のきのこ)があるなあと後付けで思いだしたり。
よく赤いカサに白い点々がついている、いわゆる絵本の挿絵に出てきそうなきのこ(ベニテングダケ、毒きのこです!)、あれは四つ葉のクローバーなんかと並んで、ドイツでは幸運を呼ぶアイテムと考えられています。
(ちなみにドイツ人には FrauPilz、ちょっとヘンと言われてしまいました(苦笑))

そもそものきのことの出会いは初めて行った森と湖の国フィンランドでした。(ドイツじゃない!)
友人のお姉さんが当時フィンランドでお仕事されており、友人も行っているうちに遊びにいってしまえ〜と。
行ったところ、街を歩いていれば森、湖が広がり、後から思うと季節もよかったみたいですが、きのこがいたるところからニョキニョキと。
既にハートは鷲掴み(ほんとワシヅカミ!)されていたのですが、2泊で滞在した森の中のコテージ(もちろんサウナつき)で、まわりの森から大量のきのこを狩ってきて、コテージの所有者のおばさんに身振り手振りで食べられるきのこと毒きのこを分けてもらい、食べたきのこのおいしさといったら!!
そういうきのこを食べてしまったんじゃないかというぐらい、みんなハイテンションになって、愉快においしく、むしゃむしゃときのこ料理をタイラゲていったのでした。

その経験が日本に帰ってからも私のココロを支配し続けて、きのこに憧れ続け、ケーキ屋の名前にまでしてしまった今に至る、というワケです。


ふふ、きのこランプ

この椅子は、
ご存知の方も多いであろう
フィンランドの巨匠
アルヴァアアルトさんのもの。

上の椅子は、あっちこっち右往左往しながら決めたもの。
建築士さんに提案してもらったものの新品では予算的にキビシク。
中古で探すも最近本国フィンランドで再人気が高まり、日本でも品薄になっているとか。
面白いご縁(についてはまたいつか…)のあるアンティーク家具屋さんにも相談にのってもらい、一時は違う椅子でいこうかと決まりかけたり。
結果的には建築士さんと取引のあるショップで6脚欲しいところ5脚入りました、と言っていただき、残り1脚、なんと建築士さんのお宅にいたこのコがわがお店にお嫁入り?婿入り?してくれたのです!
ありがたいお話です。
座り心地、さりげなく気張らず腰掛けていられるというか、いいんです。椅子って奥が深いんだなあと実感として感じました。
みなさんもぜひ確かめにきてくださいね。

そして、話は強引にきのことフィンランドのつながりを持つわけですが、ドイツ菓子を作るわたしがフィンランドの作家さんのいすを使うにあたり、そうか、わたしがきのこに出会ったのはフィンランドだった、と。
今回ブログ用に結びつけたわけではなく、今日はランプと椅子の写真を、と書いているうちになんとなくそっちの方向に話が進んで行ってしまいました。

なんだか自分の思い出整理みたいですみません。
でも、FrauPilz でも、そんな楽しく素敵な思い出がみなさんにも自分にも増えて行ってくれればなあ、などと思ってしまったりして。

5 件のコメント :

kiriko さんのコメント...

イスとキノコにもそんなつながりがあったんですねー!

私は古いものに愛着を感じてしまうので、新しいイスは高いから‥というよりもう少し積極的にユーズドを選んでしまいました。10年後、20年後のフラウピルツにはきっとしっくり馴染むと思いますよ〜という願いも込めて。。

FrauPilz さんのコメント...

>kirikoさま

ちょっと強引なつながりではありますけどね…。
でも、ドイツも暮らしてみてしっくりきてたんですけど、フィンランドも出会う順番が違ったらよろめいていってたかも と思うほど魅力的ですよね。

イス、そうだったんですね〜。私は予算的に余裕があれば、一からフラウピルツに馴染んでいってもらってもよかったかな〜とありがちな野望を抱いていたのですが、結果的にはピカピカじゃないのがしっとりといい具合でよかったです!
ウチでまた歴史を刻んでいってくれることを思うと、ワクワクしますね!
大事に使わせてもらいますね。ありがとうございました〜!

うらうら さんのコメント...

店が出来ていくのと同時に思い出が整理されていくのかぁ・・・

なんかいいですね~

楽しみにしています・・・

cheasy さんのコメント...

友人のお姉さんです(笑)。
フィンランドの思い出が、そんなふうに形になるなんて、宿提供者としては、とってもうれしいわ~。
みんながきのこに夢中になっていた様子、よく覚えてるよ。

それにアアルトさんの椅子に座れるなんて、さらにさらに、オープンが楽しみになったわ。

ぽってりきのこランプもかわいいね。

FrauPilz さんのコメント...

>うらうらさま
思い出整理って、よく考えるとなんか哀しい響きやったかな??
先日は心優しいメールをありがとうでした。
突然でもいいので、またそんな日はメールください!こちらからもメールします!
そうそう、ポチッと投票しましたよ〜。
また結果おしえてくださいね〜。

>cheasyさま
あは、名乗りを上げてきましたね〜。
その節はお世話になりました!
ホント、あの時の宿提供がなければ今のお店はどんな方向にいっていたのかしら!?
みんなとの楽しい思い出もそうだけど、海外で仕事もこなし、素敵なお家に素敵に住んでいるcheasyさんの生活にカルチャーショックを受けてもいたような。
ホント、世間知らずの私がいろいろいろと刺激を受けた旅でした!
ありがとうでした!